真夏の九州旅行 (part12)



 そして、遠くには、桜島まで見えました。

桜島までは、なかなか見えないようなので、これは奇跡でした。
 日本一の車窓に満足して、列車はさらに進んでいきます。
 15時25分ころ、矢岳(やたけ)駅に到着しました。
 ここで、7分ほど停車時間があったので、早速、下車観光です。
 矢岳駅の駅舎も古く、良い雰囲気を出しております。
 駅舎の中は、意外とすっきりしており、広々としておりました。
 矢岳駅周辺は、本当に日本の原風景と呼ばれる感じでした。
 駅に隣接している、SL展示館へ入りました。
 大きなSLが1台置いてあり、運転室の中まで見ることが出来ました。
 そして、こちらの矢岳駅の標高は、536.9mです。
これを撮る人はあまりいませんでした。 
 15時30分、矢岳駅を発車し、今度は、ループ線に差し掛かってきました。

ここにも看板があります。
 山の下のほうを見ると、線路が見え、あそこが次の停車駅です。
 列車は、どんどんとループ線を下っていきます。
 ループ線の途中に、再び看板が・・・。
 ここからは、人吉市街が一望できました。

列車は、あそこまで下っていきます。
 ループ線を終え、再びスイッチバックして、最後の停車駅、大畑(おこば)駅に着きました。
 ここで、3分ほど停車時間があったので、わたくしは散策しました。

しかし、ほとんどの乗客は疲れ切ったのか、散策する人があまりいませんでした。
 大畑駅の駅舎内には、たくさんの切符が貼り付けてありました。

この駅でも、見るところがたくさんあるのに、車内にいるのはもったいない・・・と思ってしまいました。
 そして、給水塔までありました。

このようなものもなかなか見ることが出来ないですね。
 駅の端の方には、このような洗面がありましたが、飲み水ではなく、手洗い用のようです。
 15時51分、大畑駅を発車し、球磨川を渡る頃になると、終点の駅が近づいてきました。
 16時03分、人吉(ひとよし)駅に到着しました。
 人吉温泉などで有名ですが、今回は、滞在時間が全く無いので、接続列車にすぐに乗り込みます。
 次に乗るのは、16時09分発の特急「九州横断特急8号」です。

キハ185系の3両編成でした。
 この特急は、人吉〜八代〜熊本〜阿蘇〜大分〜別府へと向かう、ロングラン特急です。

まだ塗装がリニューアルされてなく、昔の「ゆふ」や「あそ」のロゴがありました。
 となりの車両は、ちゃんと九州横断特急のロゴが入っておりました。
 塗装だけが非リニューアルでしたが、車内は、木目調にちゃんとリニューアルされておりました。
 定刻に発車しました。

指定席は、ほぼ満席となっておりました。盛況です。




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